re:Growth 2016 TOKYOに行ってきました!

エントリー遅くました・・。
re:Growth 2016に行ってきました!
classmethod.connpass.com


ビュッフェの料理が唐揚げしかなかったクソワロタwww(画像なし)
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そしてめそ子・・・クラスメソッド様はどこに向かうのでしょうか。いや、可愛いけどね。

書き殴っていきます!
まずは、AWS日本法人のエコシステムソリューション部の方による、
re:Inventで発表されたサービスの紹介。

20分でわかる re:Inventで発表された最新AWSサービスの全て!2016年版

  • 去年よりサービスの量が多かった。
  • プレミアムパートナーは日本は5社から7社に増えた。NRINTTデータが追加。

以下、トピック別に記述します。

インスタンスタイプの拡充

新サービスAmazon Lightsailを発表

  • 仮想専用サーバVPSのように使い始めることができるサービス
  • データ転送量を含めた定額

Amazon Athenaを発表

  • GCPのBig queryみたいなもの

→東京リージョンはまだ。海外ならすぐ試せる。

Amazon AIの発表

  • 画像認識、音声認識などを使えるようになる。

Amazon AuroraPostgreSQL対応

  • 9.6.1互換のAurora

Oracleからの移行にニーズがある。
→東京リージョンはまだ。

AWS Greegrassを発表

→IoTデバイスゲートウェイバイスAWS上のリソースとの連携を容易にする新サービス

AWS Snowball Edgeを発表

→100TBの容量を備えた新型Snowballアプライアンス

AWS Snowmobileを発表

→トラックで100PBのキャパシティを移行www
→半分ネタみたいな機能だけど、アメリカだとそういう要望があるらしい。

EC2 Systems Managerを発表

  • OSのパッチの自動適用だったり、自分でやっていたものを自動的に実行。

→結構便利じゃね?EPで需要ありそう。

AWS Code Build

  • ビルドとテストが実行可能なマネージドサービス

AWS X-Rayを発表

  • アプリケーションにSDKやAgentを入れるとトレースデータを補足できるサービス

BlackBoxだったのをより見やすくする運用監視ツール

AWS Personal Health Dashboardを発表

  • 突然リブートの連絡がきたりして、困ることがある。

ダッシュボードでそういった連絡を一見化することができるようになる。
→運用がしやすく。全てのリージョンで使用可能。

AWS Shieldを発表

  • マネージドDDoSプロテクションサービス
  • 無償版と有償版を用意。

AWS Pinpointを発表

  • モバイルアプリケーション向けターゲットプッシュ通知サービス

→使ってない人にだけ促したりとか、セグメンテーションをカスタマイズすることができる。
→Mobile Hubに連携して組み込んでいる。

AWS Glueを発表

  • データカタログの作成と、データの加工・ロード(ETL)が実現可能なマネージドサービス

→巨大なデータを管理しながらETLができる。

AWS Batchを発表

AWS Step Functionを発表

  • ワークフローの管理、ステップ管理ができるサービス

Lambda@Edgeの発表

  • Lambdaベースの処理をCloudFrontのエッジロケーションで実行し、リアルタイムにヘッダー、URLなどの編集が可能なサービス


「10年間、AWSは進化し続けてきた。だから、これからの10年も進化し続けるだろう。」





次にクラスメソッド社員の方によるセッション

Step Funcitonの紹介

ビジュアルなワークフローにて、アプリケーションのコンポーネント
一連のステップとして実行できる。
Lambda以外も動く。
→何ができるのか→ワークフローをステートマシンとして利用できる。
→Lambda連携が大きい。Lambda Function同士が疎結合でメンテナス性がよくなる。

バッチジョブのフロー定義
AWS Batchとの住み分けがまだ分かってない。

中身はAmazon Stets Languageという記述ルールがある。
→これを覚えるのが少し大変そう?
→エクスポネンシャルバックオフ!

VUIとAlexaによるちょっと未来の体験

→alexa最高じゃん。めっちゃ欲しい。なんだこの未来大好き。
→ハードウェアはAmazon Echo。ソフトウェアがalexa。
→IoT発展によるSmart Homeの可能性
→「alexa、おやすみ」の一言で複数の設定を行うことが理想
 →それがコンテキスト。文脈を読み取り、適切なプログラムを起動することがコンテキスト。
 →Alexa Skills Kit, Alexa Voice Service
  →お金高くつきそう・・・
→Raspbelly piでも使えるらしい。
→Polly, Lex

AWS Glue

→フルマネージドなデータカタログとETL処理を提供するサービス
→背景:DWH構築作業の70~80%がETL処理
→ETL処理の70%が手組みのプログラム
Brittle, Error-prone, Laborious

Data Catalog
→データ検索と型定義を自動化するサービス
・Hiveメタストア互換のメタデータリポジトリ
パーティション情報の自動検知と更新

Job Authoring
→データ連携のロジックを自動生成
→データ連携のためのPythonコードを自動生成(PySpark)
→任意のIDEで改造し、Gitで共有したりできる。

連携のスケジュールも組める。

Job Execution
→スケーラブルなジョブ実行
→lambdaのコードと連携させて、イベント単位で実行させることもできる。

スライドが共有されています。
www.slideshare.net

AWS Personal Health Dashboardの可能性

AWSの障害情報を見れるダッシュボード
 →今まではサービス情報を見てた。大量のサービスの内容から障害情報見るの大変。
 →「Open issues」タブで自アカウントで使用しているサービス、リソースの障害情報のみ一覧で見れる。
 →各Issueに対する詳細でどのように対処すればよいかまとめられている。
→問題発生したら自動で○○したい場合・・・
 →いままではRSなどの収集方法もあったが・・・
  →CloudWatch Eventsと連携してアクション可能。Lambdaも後ろで動かせる。
  →Health APIが提供されているので、CLIで操作できる。→リージョン指定はちゃんとしてください。
→Business/EnterpriseサポートのアカウントのみHealth APIを使用可能

VPSサービス Amazon Lightsailを使いこなす

→とにかくシンプルにサーバーをローンチできる。
→機能・柔軟性は削られている。
→分かりやすい価格設定。
→EC2起動に必要な操作は大変だった。(自分もやったことあるからわかる。)
 →それがシンプルに使い始めることができる。
→社内のシステムのLightSailにするのもありなんじゃないの?
→ブラウザからのSSHアクセスが可能。すぐその場で使える。22番ポートで出て行かないので、プロキシに邪魔されにくい!
→制約はいろいろあるので、EC2への移行をしたい場合は考慮する必要があり。
FirewallでソースIP制限不可能

AWS Lambda@Edgeについて

・どんな課題があったのか
→リクエストの内容によって動的な処理をしたい場合はある。
 →この処理はオリジン側でないと実装が難しい。

CloudFrontの各種イベントに基づきLambda関数をエッジロケーションで実行させ、
リクエスト・レスポンスオブジェクトを動的に処理できる機能
→エッジロケーションで実行されるので低レイテンシを実現

AWS Batchを使う想像してみた

以下のような内容の紹介など
1.コンピューティング環境の作成
2.ジョブキューの作成
3.ジョブ定義の作成
4.ジョブの作成

EC2 Systems Managerはいいぞ

→EC2との付き合い方を変えるサービス
・中心機能はRun Command
→対象のインスタンスを指定することで、Run CommandでOS上の操作をすることができる。
→大量のOSを運用する場合に効果を発揮するのでは。

・重要なコマンドドキュメント
AWS-RunShellScript
AWS-RunPowerShellScript
AWS-InstallSpecificWindowsUpdates

・SSMと何が違うの?
→大きな違いはなかったらしい・・

・新機能
→インベントリ
 →EC2の情報を定期取得(AWSコンポーネント、ネットワーク情報、Windowsアップデートとか)
 →Aws Configで追従可能(AWSリソースの変更履歴)
→ステートマネージャ
 →OSとアプリケーションの一貫した構成を維持
→オートメーション
 →自動化。デプロイメントの自動化など
→パラメータストア
 →ドキュメントで参照するパラメータを定義

無料、東京リージョン対応

新サービス:Athena

Athenaとは
→ビックデータのデータ分析は大量作業、大量な知識必要
 →ETL、データロードが不要
 →S3上データへ対話的SQLクエリ
 →複数フォーマット対応
→特徴
 →サーバーレス、早い、コスト効率がよい、ツール連携

Amazon AI兄弟の世界

Deep LearningのノウハウをAmazon以外の開発者も使えるようにした。
→Recognition
 →顔認識とか。
→Polly
 →同型異義語の前後の文脈を理解して発音を変える
→Lex
 →Alexaの設計が元になっている。

以上です。

「世の中を変えるような技術が簡単に使えるような時代。
この技術を使って、世の中を変えていくシステムを作っていきましょう!」

クラスメソッドの横田社長様から熱いメッセージを頂き、終了となりました。

早速LightSailでVPS始めたいと思います!