標準機能でSSH接続できるIDEがあるらしい。It's IntelliJ IDEA!

本エントリーは下記バージョンで動作確認しています。

IntelliJ IDEA Ultimate 2017.3.2

Electron製のエディタであるAtomVisual Studio Code
拡張機能でConsole機能を有しており、ConsoleからSSH接続も可能です。

IntelliJ IDEAにもデフォルトでConsole機能があり、
さらにはSSH接続設定を保存できます。
つまり、IntelliJ IDEAをSSHクライアントのように使うことが可能です。

やっていきます。
今回はVirtual BoxのUbuntuに接続してみます。

1. SSH接続先を保存する

  1. 「File」→「Setting」を選択してSettings画面を開く。
  2. 「Build, Execution, Deployment」→「Deployment」を開く。
  3. 「+」ボタンを押下して、接続先サーバを追加する。

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※Typeは"SFTP"を選択する。

2. 接続する

  1. 「Tool」→「Start SSH session...」を選択する。
  2. 接続先を選択する。

f:id:yasay:20180112101452p:plain

接続に成功! ↓
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高度な機能は要していない

IntelliJ IDEAで保存するSSH接続先は、
主にデプロイメント機能で使用するための情報であり、
踏み台サーバを経由するなどの、SSHクライアントによくある高度な機能は
持ち合わせていないので、使い所が限られるというのが正直な所でしょうか。

(2018.7.20追記)踏み台サーバーを経由したい場合は、sshコマンドの標準ポートフォワーディングで
ローカルホストのポートを用意し、Intellij IDEAから用意したポートに接続すればよいですね。

(2018.7.20追記)参考サイト

tech.aainc.co.jp



例えば、Vagrantで起動したローカルサーバにデプロイするような使い方は
面白いと思います。

以上です!